クラウドファンディング『地域のシニアに、低価格の【ガイドヘルパー養成研修】を開講したい!』

ガイドヘルパーから始めようキャンペーン参加団体のNPO法人風雷社中がシニア向けガイドヘルパー養成研修を実施するためのクラウドファンディング挑戦しています。

みなさん、ぜひご協力ください。

 

クラウドファンディングの概要を紹介します。

風雷社中はインクルーシブな地域を作りたい

ガイドヘルプ(移動支援)に取り組み、10年目となります。障害者がガイドヘルプを使って外出することは欠くことのできない権利保障であり、障害者が地域に出ることで地域をインクルーシブに変えていくのです。またガイドヘルパーを地域の人たちが担いうことで、障害者を知り地域を変えていくために大切な関わり方を知るのだと考えます。これまでも、多くの地域の方に登録ヘルパーとして働いていただくガイドヘルプ事業を運営してきています。

ガイドヘルプの状況

この10年で、ガイドヘルプ事業は多くの方々からその重要性を認知されるようになり、地域では移動支援を利用する障害者とヘルパーを日常的に見かけるようになりました。その需要量の変化の中で、大田区の移動支援の予算も年々上昇しています。しかし、ヘルパー不足のために、多くの支援希望をいただきながら、充分に応えられない状況はいまだ続いています。

ヘルパー不足解消のために

風雷社中では支援者不足を解消するためにさまざまなヘルパー不足解消のために試みをおこなってきました。単独での努力だけでは解決できない課題には事業者ネットワーク化をすすめ、行政との話し合いも積極的に行ってきました。その試みのひとつとして「ガイドヘルパーから始めよう」キャンペーンがあります。そして一方で、キャンペーンの他に、当法人が独自に具体的に踏み込んだ取り組みとして、ガイドヘルパー養成研修を東京都に申請・登録して、5年前から実施を始めました。

養成研修が必要だけど

ヘルパー資格を取るための研修が身近な地域で実施されていません。支援者不足に悩んでいる事業所が研修を開催する場合が多くなっていますが、事業所単体での実施はかなりの負担です。そのコストを受講料に転嫁してしまっては、受講する人が限られてしまいます。

風雷社中は、共同募金の助成を受け研修実施しました、助成終了後、自主財源の持ち出しで、回数を減らして実施をしました。ただ、さすがに資金持ち出しでの継続は困難で、昨年度は初めて、研修を1年休止することになりました。

 

それでも、支援者不足の解消のために、また、インクルーシブな地域を作っていくために、風雷社中は2020年度、地域のシニアを対象に特化した研修を企画し、再開を予定しています。

そのためにクラウドファンディングに挑戦しているのです。